バドミントンの豆知識

バドミントンのガット張りのテンション決め方【いっきに上げると失敗します】

2019年1月9日

バドミントンのテンションの決め方

BADLOGのバドミントン講座です。ガットのテンションは打球感に影響するとこで重要ですね。

 

自分に合ったガットの適正のテンションにすることで、打ち心地やスマッシュ・クリアの飛びもよくなります。

 

逆に上級者のマネをしていテンションをいっきに上げるとケガをするかもという危険性もありますね。

 

ということで今回は「バドミントンのガット張りのテンション決め方【いっきに上げると失敗します】」で書いていきます。

ガットのテンション変えると何が変わる

ガット張り機 テンション

ガットのテンションは打ち心地だったり、シャトルの飛び方に影響してきたりします。

 

ガットを引っ張る力のテンションはみんな「ポンド」と言います。カタログでラケットの適正テンションだと「lbs」と表記されることが多いですね。

 

ガット張り機も「lbs」で表記されていて、写真の場合だと27ポンドといった感じです。

 

ガットのテンションを28ポンドで張る場合だと縦糸が27ポンドで、横糸が29ポンドという感じで平均値をとりますね。

 

ガットのテンションを変えると特徴が変化するので一覧表にしてみました。

テンション 高くする 低くする
球離れ 速くなる 遅くなる
スイートスポット 狭くなる 広くなる
ガットの硬さ 硬くなる 柔らかくなる
打球音 高音になる 低音になる
体への負担 大きくなる 小さくなる

 

ガットのテンションを高くするとガットが硬くなり、当然ですが打球感も硬くなります。

 

テンションが高いと反発力が増すので球離れが速くなり、攻撃力のある「速いスマッシュ」が打てるというわけです。

 

テンションを上げると打球音は高音になり、男子のトップ選手になると普通に30ポンド越えでスゴイ爽快感な音がしますよね。

 

やはりトップ選手の試合を見に行ったりしたときも、スマッシュ音がめっちゃ気持ちよかったですね。

 

打球音が気持ちよくなるので、テンションを上げたいと思う人もたくさんいると思いますが‥‥

 

ただテンションを高くするのはいいことばかりでなく、デメリットもあるので押さえておきましょう。

 

高テンションにするとガットが硬くなるので、シャトルを打ったときにガットがたわまなくなります。

 

シャトルが一番飛ぶところのスイートスポットが小さくなり、シャトルを捕える正確性やパワーがより必要になってくるわけです。

 

体にかかる負担も大きくなるので衝撃に耐えられる体づくりをしていないと、手首や肩を痛める原因になったりします。

 

高テンションだとガットの切れやすくなるので、ガット張りにかかるコストも増えますね。

 

僕の場合だとBG80を28ポンドで使用した場合はだいたい10日前後で切れますね。さらに冬は寒くなるとガット自体が切れやすいので、冬場だと1日で切れることも…。

 

そんなわけでテンションを上げることは、いいことばかりでもないってことですね。

 

一番はガットのテンションでシャトルの飛びが変わってくるので、それぞれのレベルに合わせたところを見つけていかないといけません。

 

初心者の適正テンション

バドミントンラケット

一般の人がガットを張るのテンションが20~24ポンドあたりが多いので、初心者の場合だとちょっと低めの17~19ポンドあたりがおすすめです。

 

初めたばかりの人はやシャトルを打つ力が弱かったり、正確に捉えたりすることができないからですね。

 

バドミントンのスマッシュ速度に対するガットのテンションの影響」という論文を読んでみると、スイングスピードが110km以下(初心者)だと、「23ポンドより18ポンドの方がスマッシュ速度が速い」という結果です。

 

初心者と言っても男女・体格もさまざまなので、力が足りないと感じる人は低めにしたらいいと思います。

 

少しテンションを落とすことでスイートスポットも広がり、ガットのたわみを利用してシャトルを飛ばすことができますね。

 

あまりテンションを低くし過ぎるのはシャトルを飛ばせなくなるので、おすすめはできません。

 

テンションを決めたらシャトルをしっかり捉えられる感覚が身につくまでは、あまりテンションを変えずにバドミントンの技術を磨いていきましょう。

 

ガットのテンションは放置するだけでも下がっていくので、ラケットを2本持っている場合は使わない方を1~2ポンド高く張っておくといいですね。

 

テンションが落ちると打球感が張りたてのときよりシャトルの弾きが悪くなるし、打球感の確かめにもなりますからね。

 

初心者の方だと練習してもガットが切れないことが多いので、ガットの表面が擦れてテンションは落ちてる場合があります。

 

ガットが切れていなくても1~3ヶ月したら張り替えることがおすすめです。試合前とかは特にガットのテンションの確認が必要ですね。

参考記事
バドミントン初心者におすすめガット8選【ガットのテンション・張り替え時期も解説】

今回のバドミントングッズ紹介は初心者におすすめのガットで、ラケットを購入するときにどれにするか決めなければいけないですね。   基本的に自分の好きなガットを選べばいいですが、初心者だと打球感 ...

 

テンションを一気に上げると失敗します

ガット張り機

初心者でも繰り返し練習していけばシャトルを捕える能力やパワーがついてきます。

 

レベルアップして中級者に昇格したら打球感が柔らかく感じたらちょうどいいテンションを探るといいですね。

 

僕が読んだ論文でもスイングスピードが上がってくると、テンションを上げた方がスマッシュが速くという結論になってます。

 

だからといって、いきなりテンションを3~4ポンド上げるのは、手首・肩・肘を痛める原因にもなるので要注意です。

 

僕の体験談ですが2016年の最初は3年ほどブランクがあったので21ポンドでした。周りの人は25ポンドぐらいで、高い人だと30ポンドで張っていましたね。

 

「俺もいけるやろ」と調子にのって、いきなり4ポンドいっきに上げたことがあります。

 

スマッシュを打ったときの手首への衝撃が半端なかったです。すぐガットを張りなおすハメになって後悔しました。

 

いっきにテンションを上げると失敗します。

 

やはり調子にのってテンションをいっきに上げてはいけませんね。

 

ガットのテンションを上げる場合はバドミントンが上達するにつれて上げた方がいいです。

 

今はブランクを少しは取り戻せたので、ガットのテンションは28ポンドで張っていますけど。

 

ガットのテンションの上げ方は経験的に言うと、2、3ヶ月くらい練習したら1ポンド上げるくらいの感じですかね。

 

ガットのテンションを試しに1ポンド上げてみて、打球感が硬く感じたらテンションを戻すという感じです。

 

もちろん25・26ポンドとある程度テンションを上げると、そこからは慎重にテンションを上げていった方がいいですね。

 

あとガットを張る機械は電動・手動機械・分銅の3種類あって、同じポンド数で張ってもテンションの出方が変わります。

 

お店で張ってもらう場合はほぼ電動ガット張り機で、中級者以上だと自分で手動機械張りで張る人もいたりします。

 

僕のガットのテンションも手動機械張りなので、電動張りの方が同じテンションでも打球感が硬めに出ると思います。

 

練習をして打球感が柔らかく感じたら、1ポンドずつテンションを上げて自分の感覚にあったところを見つけてください。

 

ガットのテンション測定アプリがあるのでデータを採ってみると、自分に合った適正テンションのヒントなるかもです。

参考記事
ラケットメーター
【RacketMater】バドミントンガットのテンション管理におすすめの測定アプリ

今回はバドミントンガットのテンション管理におすすめの測定アプリ「RacketMater」を紹介します。   バドミントンはガットのテンションでもシャトルの飛びが変わるので、自分に合ったテンシ ...

 

ガットの種類でも打球感の硬さが違う

バドミントンガット

新商品のガットが出たり気になるガットがあると、打球感を試したくなりますね。

 

シャトルを打ったときの打球感はテンションだけでなく、ガットの種類によっても硬さが違います。

 

BG80とBG65強Tiは28ポンドがちょうどいい打球感でしたが…AERBITE BOOSTを28ポンドで張ったときはビビるぐらい硬かったですね。

 

BG80とエアロバイトブーストのスペックチャートは、ほぼ同じところにあるのに(笑)

 

エアロバイトブーストを次張るなら24・25ポンドで張ってみると思います。

 

自分の打球感に合った硬さにしなくても、ある程度は自分の好みのガットかは分かりますけどね。

 

今は「RacketMater」でVOLTRIC Z-FOUCEⅡに28ポンドで張って、いろいろな種類のガットのテンションを測定してみてます。

 

基本的に細いガットは反発系が多く、打球感が硬く感じるものが多いですね。芯糸の素材に「高強度ナイロン」が使われているガットが全体的に硬く感じます。

 

たまに例外的に「KZUNA Z61」だと極細なのに、思ったより打球感が柔らかく感じましたね。テンションの測定値も高く出たのに…。

 

一概にテンションが高く出たからといって打球感が硬いというわけでもなく、素材・構造の影響も大きのでしょう。

 

ちなみにいろんなガットを試してみて、打球感が気持ちよかったと感じる側糸の構造がありますね。

CX66

側糸のイラストが編み込みが大きい「CX66・PX68・BG80」が、打ち心地のいい打球感で柔らかく飛ばしやすいガットでしたね。

YONEX BG80のパッケージ
【YONEX BG80レビュー】ダブルストップ選手に人気NO.1【スマッシュの打ち心地がいいね】

今回のBADLOGのバドミントングッズ紹介はダブルスのトップ選手に圧倒的No.1の使用率のガット「YONEX BG80」です。   レジェンドのイー・ヨンデ選手も使っていて、シングルスでもチ ...

Wilson CX66パッケージ
【Wilson CX66レビュー】柔らかいフィーリングが最高に気持ちいい【松友選手使用モデル】

今回のBADLOGのバドミントングッズ紹介は、ウィルソンの3種類ある匠の業物シリーズの「CX66 操」です。   CX66はリオオリンピックス金メダリストの松友美佐紀選手使用モデルで、やはり ...

wilson px68のパッケージ
【Wilson PX68レビュー】打ち心地もよくてスマッシュが快音

今回のBADLOGのバドミントングッズの紹介は、ウィルソンの3種類ある匠の業物シリーズの「Wilson PX68 弾」です。   Wilson PX68は打球感が柔らかくしっかり飛ばせて、ス ...

 

他にもいろいろ試してみたいと、分からないところがありますけど。

 

まずガットは使ってみないと自分にあったテンションの調整するのは難しいです。

 

自分に合ったテンションやガットの種類をか突き詰めようと思うと時間とお金がかかってしまうので、自分でガット張りを覚えると時間と楽になりますね。

参考記事
バドミントン ガット張り機
バドミントンガットの2本張りの解説【自分で張り方を覚えてガット代を節約】

BADLOGのガット張り講座です。自分でガット張れるようになってからは、ガット張りの品質もコスト的にも満足するようになりました。   ガット張りを覚えるとコストを抑えることができるので、気軽 ...

 

トップ選手のガットテンション

世界のトップの選手のテンションが載っているYoutube動画を見つけました。男子のトップ選手になると30ポンドを超える選手が多いですね。

 

国内だとS/Jリーグに行くとオフィシャルプログラムが売ってあるので、出場選手のガットテンションが載っています。

 

桃田選手は31ポンド、園田選手は35ポンドといった超高テンションですね。年によっては微妙に変わってるかもしれません。

 

もちろん、男子のトップ選手のマネをしてガットのテンションを上げちゃうと失敗しちゃいますよ。

 

女子のトップ選手だと24~27ポンドあたりが多いですね。山口茜選手は24ポンドで、タカマツペアの高橋選手は24ポンド、松友選手は25ポンドといった感じです。

 

女子のトップ選手が24ポンドとかので、女子の経験者の方は20~24ポンドぐらいで探ってみるといいかもしれませんね。

 

テンションの決め方のまとめ

今回は「バドミントンのガット張りのテンション決め方【いっきに上げると失敗します】」というタイトルで書きました。

 

バドミントンで気持ちよくプレーするためにも、ガットのテンションは自分の感覚にあった打球感を見つけることが重要です。

 

自分のパワー・スキルにマッチしたテンションにすれば、シャトルの飛びもよくなります。

 

ムリして高テンションで張るとケガの元になるので、徐々にテンションを探って行きましょう。

 

バドミントンは上達すればするほど楽しくなるので、上達するためにも自分にあったガットのテンションを見つけて下さい。

 

とりあえず今回覚えてほしいことは…

 

テンションをいっきに上げると失敗する

関連
おすすめバドミントンガット
バドミントンガット選びにおすすめ【世界トップ選手の使用人気ランキングを付けてみた】

バドミントンガット選びはメーカー・種類が多く迷ってしまい、気持ちよくプレーするためにも打球感がいいものを使いたいですね。   世界のトップ選手はガットにもこだわってるはず!   と ...

関連
バドミントンガット 200mロール
ガット張りのコストを下げるなら200mロールがおすすめ【ネット通販の人気ガットも紹介】

今回のバドミントングッズ紹介は200mロールガットです。   200mロールガットはガット張りの1本当たりのコストを下げるのでおすすめですね。   トップ選手が使用するバドミントン ...

関連
【2019年】新しく発売された8種類の最新バドミントンガット【ベストオブイヤーを勝手に選出】

今回は2019年に新発売されたストリングの紹介で、YONEXから2種類、Willsonから3種類、KIZUNAから2種類、MIZUNOから1種類の計8種類です。   新しいコンセプトや素材・ ...

関連
バドミントンガットが切れてショック
バドミントンガットを張ってすぐ切れるとショック【原因と対処法】

せっかく張りたてのガットが、すぐ切れてしまと「めっちゃショック」です。   またスポーツ店に足を運ぶ時間やお金を費やしてしまうので、面倒になってしまいますね。   そこで今回は、張 ...

人気
おすすめバドミントンラケットの見出し
バドミントンラケット選びにおすすめ【世界トップ選手の使用人気ランキングを付けてみた】

バドミントンラケットはプレーに影響する重要なところで、メーカーや種類が多く迷ってしまいます。   やはりトップ選手が使用するラケットから選ぶ人も多いので、ホームページやカタログで調査して人気 ...

人気
おすすめバドミントンシューズの見出し
バドミントンシューズ選びにおすすめ【世界トップ選手の使用人気ランキングを付けてみた】

BADLOGのバドミントングッズ紹介です。バドミントンシューズの種類・メーカーが増えて選ぶのに迷うことがあります。   バドミントンはたくさん動くスポーツなので、バドミントンシューズは動きや ...

 

この記事も読まれています

-バドミントンの豆知識
-,

Copyright© BADLOG , 2020 All Rights Reserved.