ガット張り機は「分銅式・スプリング式・電動式」の3種類あり、大きな買い物なのでどれにするかかなり悩んでしまいますね。
2016年に新しく2代目のガット張り機を購入するときもパソコンの画面と1ケ月間も眺めて、迷いに迷ってスプリング式の「Capital Sports RP-BM001 」を買いました。
結果的にはガット張りの品質も安定して、コスパもいいので非常に満足しています。
ガット張り機を購入する前に種類による特徴と導入するメリット・デメリットは、知っておいたほうがいいと思うのでまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。
ガット張り機の種類
分銅式のガット張り機
分銅式の価格帯はだいたい4万~6万といった相場観で、コスパ的には一番購入しやすいですね。
操作性は分銅とストリンググリップを毎回同じ位置にする必要があるため、テンションの品質を安定させるのにはあまりおすすめではないです。
分銅式のガット張り機はストリンググリッパを回し過ぎると壊れやすいので、気を遣うところですね。
ストッパでガットを止めるまでテンションをかけ続けるので緩みが少なくいのと、重量も比較的軽いので持ち運びなども便利なのがメリットかなと思います。
メーカーは検索するとサンファーストが取り扱ってるA-WINの分銅式ガット張り機をよく見かけますね。
操作性が悪くてもコスパ重視の人は分銅式でもいいと思います。
スプリング式ガット張り機
スプリング式の価格帯はだいたい7万~10万で、電動式よりコスパはいいけど分銅式より高いといった相場観です。
メーカーを検索するとGOSEN、A-WIN、イグナス、キャピタルスポーツあたりのガット張り機をよく見かけます。
ガット張り機の重量は物によるので、持ち運びが便利なものもあればも不便なものもあります。
ガット張り機の操作はハンドル操作なので簡単で、テンションは正確に出せますが緩みが多少発生する感じですね。
ガット張りの品質はかなり安定するので、緩みも考慮してテンションを設定すればいいかと思います。
ホームストリンガーだとスプリング式が一番多いイメージがあり、価格・品質・操作性のバランスをとるならスプリング式がおすすめです。
電動ガット張り機
電動式ガット張り機の価格帯は安いものだとA-WIN15万くらいで、YONEXの最高級のマシーンだと100万を超えるものまでありますね。
ホームストリンガーならA-WIN、トアルソン、GOSENあたりのガット張り機のお値段が現実的だと思います。
ガット張り機の重量は重たいので持ち運びは不便ですね。
操作性は簡単でコンピューター制御でガットに緩みが出ても、設定したテンションに力をかけ続けるので品質も高く安定します。
予算に余裕があってガット張りの品質を求めるなら電動式がおすすめです。
ガット張り機導入のメリット
張り代の費用を削減
スポーツ店への往復、待ち時間が無くなる
品質が安定する
張り代の費用を削減
ガット張り機を導入する1番のメリットは張り代のコストを抑えられることです。
スポーツ店1回あたりガットの費用と工賃を合わせると、2000円前後で高いところだと2500円程度するところもあります。
僕の事例だと1回2000円で張っていたので、200mロールガットを使うことで1本あたり550円程度まで下げることが出来ました。
少ない年でも24本多いときは34本切れているので、年間で3万~4万は張り代を節約できいると思います。
ネットで人気の200mロールガットはこちらを参考にしてみて下さい。
ガット張りで時間の節約
自分でガット張りを覚えるとスポーツ店への移動と待ち時間を減らすことが出来ます。
ショップによっては出来上がりが別の日になるので、2往復しないといけないので移動の費用と時間が余計にかかるところもありますね。
自分の空いている時間に張ればいいし、試合前の張り替えなどにも気を使わなくていいです。
プロのように早く張れなくても練習すれば慣れてくるので、1時間以内に張り上がれるようになるのは割と簡単ですね。
ガットの張り方はこちらを参考にしてみて下さい。
テンションの品質が安定する
ガットの張り方さえ覚えてしまえば、自分で張るのでテンションの品質を安定することが出来ます。
だいぶ昔なので今はどうなのか知らないですけど、スポーツ店で張るとテンションが緩く出ることが多かったので自分で張り始めました。
ガット張りの品質はストリングマシーンでも影響しますが、張り手でもかなり変わってきます。
自分で張れるようになってからはテンションの品質に満足できているし、仮にうまくできてなくても自己責任なので納得いきますね。
ガット張りのテンションがうまく出ているか測定アプリを使えば、管理できるので参考にしてみてください。
ガット張り導入のデメリット
初期費用がかかる
置き場所のスペースがいる
初期費用がかかる
まず最初にガット張り機の購入が必要になるので、初期費用がかかってしまいますね。
1本当たりのガット張りの費用を抑えるためには、200mロールも必要になるので追加で1万ちょっとは見ていたほうがいいですね。
10万のガット張り機を購入したときに月に2・3本切れるペースで、初期費用を回収するのに3年ぐらいかかります。
月に切れるガットが1本とかなら、自分でガットを張るメリットは少なくなると思ってもいいですね。
置き場所のスペースがいる
ガット張り機は割とデカいので、置くスペースが必要になってきます。
ガットを張るときに周りに物があると、引っかかってイラっとすることがあるので、余計にスペースが必要です。
1ルームマンションに住んでたりすると、かなりの確率で邪魔になりますね。
購入する前に部屋にしっかりガット張り機を置くスペースがあるかも確認しておくといいでしょう。
まとめ
今回は「【バドミントン】ガット張り機の種類と導入するメリット・デメリット」というタイトルで書きました。
ガット張り機は大きな買い物なので、どれにするかかなり悩んでしまいますね。
高いモデルだと6点支持が標準装備になっていますが、安いモデルだと4点支持のモデルもあります。
フレームの変形防止や適切なテンションを出すために重要なので、ホールド数はチェックしましょう。
ガット張りに必要な工具も買いそろえると、そこそこお値段がかかってしまうので、付属しているか確認が必要ですね。