バドミントンの技術戦術

【バドミントン】センターからのバックハンドで打つアタックロブ【シングルスのサーブレシーブにも応用】

2020年1月8日

センターからのアタックロブの打ち方

今回はセンターからバックハンドで打ったアタックロブの動画で、参考になるシーンがあったので解説してみました。

 

センターから攻撃的に攻めたロブなので、シングルスのサーブレシーブにも応用できると思います。

 

イメージしやすいように画像を使って解説したので、参考にしてみてください。

アタックロブの参考動画

 

動画の1つ目のシーンでビッテンフス選手がバックハンドのアタックロブで、うまく桃田選手のハイバックに追い込んでいます。

 

アタックロブを使われた展開をザーッと解説していきます。

 

アタックロブを使った展開

アタックロブの展開1
引用:YouTube.com

桃田選手がつなぎのスマッシュを打ったあと、ビッテンフス選手がストレートにショートリターンしました。

 

アタックロブの展開2
引用:YouTube.com

そのショートリターンを桃田選手がセンターにつなぎます。

 

アタックロブの展開3
引用:YouTube.com

ここでビッテンフス選手がバックハンドでアタックロブを打ちました。

 

桃田選手のバック奥がオープンコートなっていたので、低くて速い球でバック奥に追い込むためですね。

 

アタックロブは低くて速い球なので、カウンターの危険もあります。

 

オープンコートを作って桃田選手が待っていたのなら、スマッシュでカウンターをしていると思うので、そうじゃなかったのでしょうね。

 

ディンクスマッシュ」の記事を読んでくれた人は、だいたいの言いたいことはわかるかなと思います。

参考記事
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アタックロブの展開4
引用:YouTube.com

桃田選手はアタックロブでバック奥に追い込まれました。

 

ビッテンフス選手は桃田選手をバック奥に追い込んだのを確認して前に詰めましたね。

 

アタックロブの展開5
引用:YouTube.com

桃田選手がネット前に打ったドロップを待って、フィニッシュに持っていきました。

 

バックハンドでセンターから攻撃的に攻めるたロブなので、シングルスのショートサーブのレシーブに応用できますね。

 

アタックロブの打ち方は横から見たシーンが、わかりやすいと思います。

 

アタックロブの連続画像

アタックロブの打ち方1
引用:YouTube.com

アタックロブの打ち方2
引用:YouTube.com

アタックロブの打ち方3
引用:YouTube.com

アタックロブの打ち方4
引用:YouTube.com

アタックロブの打ち方5
引用:YouTube.com

 

イメージを高めるためにもアタックロブの画像を解説していきます。

アタックロブの打ち方の解説

アタックロブの打ち方1
引用:YouTube.com

桃田選手がセンターにつないだ球がビッテンフス選手に来た場面です。

 

ネット前にもリターンできるようにラケットを体の前に出しています。

 

アタックロブはスマッシュでカウンターを取られる危険性もあるので、しっかり相手にショートも意識させたいですね。

 

 

アタックロブの打ち方2
引用:YouTube.com

軽く肘を曲げて手首から先でラケットを軽く引いて、シャトルを自分の懐に引き込みます。

 

このときに肘を後ろに引いてしまうと大振りになるので、アタックロブの動作が難しくなってしまいますね。

 

 

アタックロブの打ち方3
引用:YouTube.com

ほぼシャトルを打つときの画像ですね。

 

ラケットのスイング方向とシャトルを逆に飛ばすので、打点は少し後ろにとります。

 

ラケットのスイング方向に飛ばしたいときは、もう少し手首より前で打点をとる感じです。

 

飛ばしたい方向で打点を使い分けるので、前に書いた「逆を突くドライブの打ち方」のバックハンド版といった感じですね。

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アタックロブの打ち方4
引用:YouTube.com

ラケットのスイングは軽く肘を伸ばして肘から先だけで、コンパクトに打つ感じです。

 

しっかり親指でシャトルを押し出すイメージで打つといいと思います。

 

 

アタックロブの打ち方5
引用:YouTube.com

ちょっと写真がブレていますが、ラケット面がシャトルに被せて打っているのがわかると思います。

 

これも「バックハンドのドライブレシーブ」で解説した記事でも、ラケット面を被せるのがポイントでしたね。

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アタックロブの打ち方6
引用:YouTube.com

バックハンドの親指とラケットの隙間を絞りながら手首を回外させると、打ち終わりはラケット面が手首より上に来る感じになります。

 

このアタックロブの動作のポイントは、ラケットと腕で「くの字」を作ることですね。

 

最初のバックハンドの構えたときの画像を見てもしっかり「くの字」が作ってあります。

 

速いスマッシュを打つときも手首とラケットで「くの字」を作るのがポイントでしたね。

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フォアハンドとバックハンドにも共通するところがあって、バドミントンの技術は1つ1つにつながりがありますね。

 

まとめ

今回は「【バドミントン】センターからのバックハンドで打つアタックロブ【シングルスのサーブレシーブにも応用】」というタイトルで書きました。

 

センターからの攻撃的ロブの打ち方なので、応用すればシングルスのサーブレシーブにもなりますね。

 

まー、シングルスだけでなくダブルスでも使うので、しっかりと身に付けたい技術です。

 

バドミントンの技術の幅が広がれば、戦術の幅も広がるので参考にしてみてください。

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