今回はバドミントン初心者向けに主審のやり方とダブルスのスコアシートの書き方を紹介していきます。
主審は試合を仕切る役割をになっているので、コールをしたりスコアシートに点数を書き込んでゲーム運営しないといけないです。
全国大会とかなら主審・線審は専属で付きますが、ほとんどのローカルな地区大会は敗者審判で出場した選手が自分たちでやりますね。
初心者の方だと主審のやり方とダブルスのスコアシートの書き方が難しいと思うので、参考にしてみて下さい。
バドミントンの主審のやり方(コール)とスコアシートの書き方
ローカルな大会でダブルスの主審をするイメージで流れを書いていきます。
バドミントンで使用するラインやサーブの順番など、基本的なルールが分からないという人はこちらを参考にしてください。
大会本部にスコアシートを取りに行く
大会のほとんどは敗者審判なので試合に負けてしまったら、大会本部にスコアシートを取りに行きます。
審判するコートはだいたい自分が試合していた場所になりますが、手渡れたスコアシートに書いているので確認しておくといいですね。
会場は意外とうるさく試合のコールが聞こえづらいので、コートに来た選手が間違っていないか名前も確認しておきましょう。
主審のコールとスコアシートの得点記入
まず最初に選手がジャンケンでコート・サーブ・レシーブを決めるので、コートのLR・スコアシートにS(サーブ)R(レシーブ)・得点(0-0)を記入しておきます。
スコアシートの最初の記入が済んで準備ができたら、主審は「ラブ(0)オールプレイ」と試合を始める合図のコールします。
ちなみに正式には「オンマイライト越前さん手塚さん青学中、オンマイレフト橘さん神尾さん不動峰中、手塚さんトゥーサーブトゥー橘さん、ラブオールプレイ」と長いので、地区大会などでは省略していいです。
試合が始まるとスコアシートに得点を記入していきますが、ダブルスの書き方はポイントが入った方のサーブを打つ人の欄に得点を記入します。
得点はポイントを取った方から「5(ファイブ)、6(シックス)」と数え、サーブが移行して同点になった場合は「サービスオーバー、6オール」という感じで英語でコールします。
ダブルスの試合中にサーブ・レシーブの位置を間違えることはよくあることなので、スコアシートでチェックできるので間違いがあれば順番を修正しましょう。
どちらかの得点が最初に11点に達したとき(例:11-10)は基本的にインターバルが60秒なので、「11-10、インターバル」とコールしてストップウォッチが準備してあれば測り始めればいいですね。
主審はストップウォッチが40秒過ぎたところで「20秒」と告知し基本的に選手が続きを再開しますが、始めそうになければ「プレイ」とコールして試合を促します。
そしてどちらかの得点が最初に20点に到達したときは「20ゲームポイント、19」と得点をコールし、もし得点が20オールになった場合はスコアシートに「/」を入れて続きを書いていきます。
そしてゲーム間は90秒のインターバルがあるので、同じようにストップウォッチで時間を計測しましょう。
2ゲーム目を始めるときは「セカンドゲーム、ラブオールプレイ」3ゲーム目があるときは「ファイナルゲーム、ラブオールプレイ」とコールします。
ちなみに2・3ゲーム目の最初にサーバーやレシーバーの位置を入れ替えるのは問題ないので、知識として持っておきましょう。
あと1ポイントで試合が終了となる場合(例:ファイナルゲーム、20-14)は、「20マッチポイント、14」とコールし、次のラリーで21点に到達して試合が決まれば「21、14、ゲーム」とコールして試合終了となります。
そして最後に、試合の勝者にサインを書いてもらい、スコアシートを渡して本部に持って行ってもらったら審判は終わりです。
主審のライン判断
主審はサーブのときにショートサービスラインとセンターラインのインかアウトをジャッジします。
公認審判員規程にも書いてありますが主審はジャッジのコールを素早く大きな声で自信をもってやりましょう。間違えることもあると思うので、そのときは素直に謝ればいいですね。
初心者だとサーブのフォルトはなかなか取れないと思いますが、知識として持っておくのは重要なので参考にしてみて下さい。
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線審がたまにミスジャッジをしたりするときがあり、選手が主審に「今のはアウトじゃなかったですか?」など質問しに来るケースもあります。
主審は線審の判定が明らかに間違えているときはオーバーコールで判定を変えることができます。
判定がアウトでシャトルがインに変えるときは「コレクション イン」とコールし、判定がインでシャトルがアウトに変えるときは「コレクション アウト」とコールすればいいですね。
ちなみに選手からの主審への抗議は許されないので、つっぱねて試合再開を促しましょう。
他にも2度打ちやネットタッチがあったときは「フォルト」とすぐにコールしないとラリーを続けてしまうので、難しいですがコールできるようになるといいですね。
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まとめ
今回は「【初心者向け】バドミントンの主審のやり方(コール)とダブルスのスコアシートの書き方」というタイトルで書きました。
初心者の方は主審のやり方を戸惑う部分もあると思うので、ゲーム練習などでコールとスコアシートの書き方を練習しておくといいですね。
バドミントンの試合をしっかり運営するためにも、主審・スコアシートの書き方の参考になればと思います。
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