今回はしっかり覚えておきたいバドミントンのルール「フォルト」について書いています。
バドミントンの試合をする上でしっかり覚えておきたいのがルールで、ルールを守らないとフォルト(反則)になり、相手にポイントが入ります。
バドミントンのフォルトは競技規則「第13条 フォルト」に書かれていて、しっかり覚えておきたいですね。
それではフォルトのルールについてかいていますので、どういった行為がフォルトになるのか、参考に読んで見てください。
【バドミントン】覚えておきたいフォルトのルールを解説
バドミントンのフォルトのルールが書かれて競技規則はこちらからダウンロードできます。
「サーブの高さが115cm」になる前ですが、変更内容についてはこちらの記事で参考にしてください。
それでは競技規則第13条「フォルト」の内容を順番に見ていきたいと思います。
サーブのルールを守らないとフォルト
第1項 サービスが正しくないとき
サーブのルールを守っらないと反則なのでフォルトになります。
サーブのフォルトは経験者でも結構やっちゃうところなので、しっかりルールを確認しておきたいところですね。
サーブに関するルールはこちらに書いていますので、参考にしてみてください。
第2項 サービスを打つたときの条件
第2項 サービスでシャトルが
⑴ ネットの上に乗ったとき
⑵ ネットを越えた後、ネットにひっかかったとき
⑶ レシーバーのパートナーによって打たれたとき
⑴⑵のこういう状況が起きたことは見たことがないですけど…
ラリー中のネットに引っかかったときの「レット」の部分ににているので、ごっちゃにならないように覚えておきましょう。
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⑶はバドミントンをまったくやったことのない人だとやっちゃうときがあるので、見かけたら教えてあげましょう。
シャトルを相手のコートに返球できないとフォルト
第3項 インプレーのシャトルが
⑴ コートの境界線の外に落ちたとき(境界線上や内ではない)
⑵ ネットの上を越えなかったとき
⑶ 天井または壁に触れたとき
⑷ プレーヤーの身体または着衣に触れたとき
⑸ コート外の物または人に触れたとき (ただし、建物の構造上必要があるときは、本会の承認を得てシャトルが障害物に触れた場合の会場ルールを設けることができる)
⑹ 1回のストロークで、ラケット上に捕えられ保持されて振り投げられたとき
⑺ 同じプレーヤーによって2回連続して打たれたとき(ただし、ラケットヘッドとストリングド・エリアで、1回のストロークで連続して打たれるのは「フォルト」ではない)
⑻ プレーヤーとそのパートナーによって連続して打たれたとき
⑼ プレーヤーのラケットに触れて、相手のコートに向かって飛ばなかったとき
ざっくりまとめるとラケットに当てて、1回でコートに打ち返してねってことですね。
ネットを超えて入れないといけないので、支柱にあたって相手コートに入ってもフォルトになります。
⑶は普通に大会を行う体育館だと天井が高いので特に問題ないと思いますが、練習試合だと天井が低い体育館でやるときもあるので、覚えておくといいですね。
⑹はホールディングで極たま~~にやっちゃうことがあって、バドミントンの動画では見たことないですけどね。
ちょっと大げさにやると動画のようなことをやっちゃいけないってことです。
バドミントン経験者でも知らないルールがあるので、しっかり覚えておきましょう。
ネットや支柱に触れるとフォルト
第4項 インプレーで、プレーヤーが
⑴ ラケット、身体または着衣で、ネットまたはその支持物に触れたとき
⑵ ラケットまたは身体で、ネットの上を越えて、少しでも相手のコートを侵したとき また、ラケットとシャトルとの最初の接触点が、ネットより打者側でなかったとき(ただし、打者が、ネットを越えてきたシャトルを、1回のストロークで打つ場合、ラケットがシャトルを追ってネットを越えてしまうのはやむを得ない)
⑴はタッチネットでフォルトになりますね。
相手の打ったシャトルがネットを越えてないときに、シャトルが落下し始めた後にネットタッチはセーフになります。
⑵はオーバーネットで、ネット超えて打っちゃいけないってことはわかると思います。
相手のプレーを妨害したらフォルト
第4項 インプレーで、プレーヤーが
⑶ ラケットまたは身体で、ネットの下から、相手のコートを侵し、著しく相手を妨害したり、相手の注意をそらしたりしたとき
⑷ 相手を妨害したとき、すなわち、ネットを越えたシャトルを追う相手の正当なストロークを妨げたとき
⑸ プレーヤーが大声や身振りなどの動作をして、故意に相手の注意をそらしたとき
プレー中に相手のネットの下からもコートにラケットを出したりたりすると、フォルトで相手にポイントが入りますね。
ネット前だと相手のプッシュを打つのをラケットで邪魔するのは、通称オブストラクションといい反則になります。
トップ選手の試合動画を見てるとオブストラクションの判断はかなり難しく、こちらに書いているので参考にしてみてください。
試合中に相手の注意をそらすような大声や身振りもしてはいいけませんね。
意外に知らない人がいるかもしれませんが、シャトルを打った後にラケットがネットを超えるのは認められてるんですね。
シャトルを打った打点が自分のコート側で、その後にネットを超えたのでフォルトは取られていません。
完全にネットを超えてシャトルを打っちゃうとフォルトになります。
第4項は競技規則のフォルトで一番覚えておきたいところですね。
審判の注意を繰り返しくらうとフォルト
第5項 プレーヤーが第16条の違反行為をはなはだしく行ったり、繰り返したり、また、それらを継続してやめないとき
サーブの遅延行為や相手を威嚇するような大声を出しても、1回でフォルトとならずに最初は審判が注意を促します。
何回も注意しても治らない場合はイエローカードが出されたり、レッドカードでフォルトとなり相手にポイントが入ります。
16条はインターバルの規定や禁止行為(遅延行為、コートから離れる行為、シャトルの飛び方を変える行為)などが書かれているので、しっかり競技規則を読んでおくといいですね
まとめ
今回は「【バドミントン】覚えておきたいフォルトのルールを解説【これをやっちゃうと相手のポイント】」について書きました。
バドミントンの試合をするときは、しっかりルールを守って行えるように覚えておきたいですね。
大会のグレードが上がるとルールにシビアになるので、日頃からフォルトになる行為がないように意識しましょう。
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