バドミントンルール

【バドミントン】レットに関するルールを解説【プレーを停止してサーブからやり直し】

2020年1月11日

バドミントン ルール

今回はバドミントンのレットに関するルールについて簡単に解説して書いています。

 

「レット」がコールされた場合は、プレーを停止してサーブからやり直すので、得点は変わらないです。

 

レットは主審がコールしサーブで相手が構えていなかったときか、横のコートからシャトルが飛んできたときにコールされます。

 

それではバドミントンのレットに関するルールに書いてますので、参考に読んで見てください。

【バドミントン】レットに関するルールを解説【プレーを停止してサーブからやり直し】

レットに関するルールは競技規則第14条「レット」に書かれています。

 

バドミントンのルールが書いてある競技規はこちらからダウンロードできますので、欲しい方はアクセスしてみてください。

>>>バドミントン競技規則のダウンロード

 

ダウンロードできる競技規則はサーブの高さが115cmに変わる前ですので、変更内容についてはこちらを参考にしてください。

 

それでは「レット」に関するルールを見ていきたいと思います。

 

レットの判断は主審

第1項  「レット」は、プレーを停止させるため、主審またはプレーヤー(主審がいないとき)によってコールされる。

バドミントンの大会の試合では主審が必ずいるので、主審によって「レット」のコールがされます。

 

主審が「レット」のコールをする前に、自分でレットと判断してラリーを辞めちゃうと相手のポイントです。

 

中学生の大会だと敗者審判でレットのコールが取れない人もいると思うので、そのままプレーを続けないと相手のポイントになります。

 

練習試合とかだと主審がいない場合もあるので、その時はプレーヤーが自己判断でレットをコールしましょう。

 

レットになった場合はそのラリーは無効となり、サーブからやり直しになります。

第3項「レット」となった場合は、その前のサービス以後のプレーは無効とし、レットになる直前のサーバーが再びサービスをする。

 

レシーバーが構える前にサーブしたときレット

⑴ レシーバーの態勢が整う前にサーバーがサービスしたとき(第9条第4項参照)

サーブを構えたところ

レシーバー側が構える前にサーブを打ってしまうケースのときは「レット」となり、サーバーが側からもう一度サーブしてやり直しですね。

 

レシーバー側が構えてなくてもつい反応して動いてしまった場合は、インプレーなのでそのままラリーに続けます。

【バドマガ連載】BWF公認審判員が解説『ルール講座!』<第10回>

 

サーブのときにレシーバー側が動いていないときだけレットですね。

 

サーバーもレーシーバーもフォルトしたときはレット

⑵ サービスのときレシーバーとサーバーの両方がフォルトをしたとき

サーバーとレシーバーの両方がフォルトした場合は「レット」になります。

 

例えばお互いともコートラインを踏んでいるとか。このケースは一度も見たことが無いので、知識として持ってだけでいいでしょう。

 

サーブに関するルールはこちらにまとめているので、参考にしてみて下さい。

 

ラリー中にネットに引っかかった時はレット

⑶ サービスが打ち返されて、シャトルが
①ネットの上に乗ったとき
②ネットを越えた後、ネットにひっかかったとき

超レアなケースですがシャトルがネットの上に乗ったときと、ネットを越えて引っかかったときは「レット」になります。

 

ネットを越えずにシャトルがネットに引っかかった場合は、ネットの上を越えていないのでフォルトになり相手のポイントになりますね。

 

フォルトに関するルールはこちらにまとめていますので、参考にしてみて下さい。

 

シャトルが分離したときはレット

⑷ プレー中にシャトルが分解してシャトルの台が他の部分と完全に分離したとき

シャトルがコルクと羽根が完全に分離したときは「レット」になります。

 

練習でボロくなったシャトルが分離することはたまに見かけますが、試合で使うピンシャトルが分離したのを一度も見かけたことないので、覚えておくだけでいいでしょう。

 

⑸ コーチによりプレーが中断させられたり、あるいは、相対するサイドのプレーヤーが注意をそらされたと主審が判断したとき

コーチによってプレーが中断させられた時は「レット」になります。

 

コーチがプレーを中断させるとか1度も見たことないので、覚えておくだけでいいでしょう。

 

線審も主審も判断できないときはレット

⑹ 線審が判定できなくて、主審も判定できないとき

線審が判断できなくて主審が判断できないときも「レット」になり、このケースも1度も見たことがないですね。

 

考えられるケースはシャトルの落下地点が、線審から選手の体で隠れていて見えなかったときで、主審もインかアウトかわからないときかなと思います。

 

不測の事態が起きたときはレット

⑺ いかなる不測の事態や突発的な事故が起きたとき

いかなる不足の事態や突発的な事故がなんたるかがありますが、となりのコートからシャトルが入ってきたときなどがかんがえられますね。

 

他のコートからシャトルが入ってきても、主審がプレーに影響ないと判断した場合などはレットのコールはされません。

 

他にもバドマガでポケットのコインが相手コートに落ちたケースが紹介されているので、参考に読んで見るといいですね。

>>>【バドマガ連載】BWF公認審判員が解説『ルール講座!』<第2回>

 

ちなみに体育館の照明が突然消えたときや大きな地震がきたときなども、主審は「レット」と判断してみても構わないみたいですね。

 

まとめ

今回は「【バドミントン】レットに関するルールを解説【プレーを停止してサーブからやり直し】」というタイトルで書きました。

 

レットになるケースのほとんどが構える前にサーブを打たれたときと、他のコートからシャトルが入ったときなので、そこらへんをしっかり覚えておけばいいですね。

 

レットのルールを改めて見るとレアなケースもあり、知らなかったという部分もあるので一度目を通しておくといいと思います。

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