今回はPS4のストVのストVの快適なオンライン対戦をするためのラグ対策について書いています。
ストVなどの格ゲーでは1フレーム(1/60秒)が勝敗を分けることもある世界で、ラグがあるとコンボをミスしたりキャラも動かしづらいです。
ラグは様々な要因で完全に防ぐことができませんが、インターネットの回線速度を上げたり情報量が少ないステージを使うことで改善することができます。
それではPS4の快適なネット対戦をするための簡単にできるラグ対策を紹介するので、参考に読んでみてください。
【PS4】ストVの快適なオンライン対戦をするためのラグ対策
僕が使用しているPS4のストVでオンライン対戦をしている環境を紹介します。
初期型PS4(CH1200)SSD換装済み
カテゴリー7の有線ケーブル
au光(1ギガ)
初期型PS4でもネットの環境さえ整えばオンラインの対戦は、ラグを減らすことができるのでPS4スリムやプロならかなり効果が高いと思います。
ネット対戦でラグを減らす設定など、それぞれについて解説していきます。
PS4本体の設定で回線速度を改善してラグ対策
格ゲーでは高性能PCが主流になっていますが、初期型PS4でもネットワーク設定をすれば、通信速度がかなり早くなります。
ネットワーク設定はPS4のホーム画面の設定にあるネットワークから、インターネット接続設定をすればいいですね。
設定>ネットワーク>インターネット接続設定をする
インターネット接続設定をするを選択すると「LANケーブルを使う」と「Wi-Fiを使う」の2種類が出て、有線ケーブルを使う必要があるので「LANケーブルを使う」を選んで下さい。
「かんたん」と「カスタム」の2種類が画面に表示されるので、自分で設定すると通信速度が速くなるので、「カスタム」を選びます。
IPアドレスの設定が出てくるので自動を選択し、DHCPホスト名は指定しないを選び、DNS設定を手動にします。
LANケーブルを使う>カスタム>自動>指定しない>手動
プライマリーDNSとセカンダリーDNSの数値を設定する項目が出るので、それぞれ値を指定します。
プライマリーDNS | 1.1.1.1 |
セカンダリーDNS | 8.8.8.8 |
次に転送可能なデータサイズのMTU設定を手動にして、使用している回線で値を指定します。
回線 | MTU値 |
au光 | 1492 |
フレッツ光 | 1454 |
ソフトバンク光 | 1460 |
NURO光 | 1500 |
次のプロキシサーバーは使わないにして設定は終了で「インターネット接続を診断する」で、回線速度を測定すると速くなっていいるはずです。
ダウンロードの回線速度の測定は安定しないので、設定前と後で10回測った平均値と最大・最小値を載せています。
ダウンロード回線 | 設定後SSD(Mbps) | 設定後HDD(Mbps) | 設定前(Mbps) |
平均回線速度 | 381.2 | 371.6 | 293.27 |
最大回線速度 | 435.2 | 419.2 | 400.2 |
最小回線速度 | 321.1 | 303.2 | 189.5 |
インターネット接続設定をした方が回線速度は格段に上がり、SSD換装は若干の回線速度アップにつながるという感じでした。
ダウンロードの回線速度300Mbpsもあればラグも無く対戦でき、ソフトをダウンロードしながらオンライン対戦をしてもラグは発生しなかったです。
オンライン対戦はPing値も関係するのでサーバーの距離でラグが発生するかもしれませんが、地球の裏側のブラジルと対戦した時はラグも無く快適にやれましたね。
PS4のアップロードの回線速度は変化しないので、YouTubeなどで生配信をするとラグが発生するかもしれません。
PS4の通信設定方法はYouTubeでもあるので、参考に見てみてください。
ラグ対策には有線LANケーブルが必須
PS4はWi-Fiの無線LANでも便利に接続できますが、オンライン対戦のゲームでラグを少なくするためには有線LANケーブルが必須です。
Wi-Fiの電波は「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の規格があり、周波数帯でそれぞれ通信性能に違いがあります。
2.4GHzは障害物に強いが他の電波干渉を受けやすく、5GHzは障害物に弱いが無線機器が影響が少ないという特徴があり、Wi-Fiは現実的に格ゲーのラグをなくすのは厳しいですね。
LANケーブルでもカテゴリーという規格があり、種類によって回線速度に影響するので使用するケーブルに注意が必要になります。
規格 | 通信速度(bps) | 周波数(MHz) |
CAT5 | 100M | 100 |
CAT5e | 1G | 100 |
CAT6 | 1G | 250 |
CAT6A,E | 10G | 500 |
CAT7 | 10G | 600 |
CAT7A | 10G | 1000 |
CAT8 | 40G | 2000 |
PS4本体の回線測定値でもCAT5eとCAT7で差はみられなかったので、CAT5e以上を使用しておけば大丈夫だと思います。
Wi-FiとCAT5のケーブルを使用すると回線速度が1/3くらいまで下がったので、オンライン対戦のラグの原因となるので注意してください。
CAT7以上はノイズへの対策が強化されているので、念のためCAT7を使用してるという感じで、価格的にも安いのでおすすめのLANケーブルですね。
情報量が少ないステージを使ってラグ対策する
ストⅤはかなりステージに拘っているので情報量が多く、選択したステージでもラグが頻発したりするのでオンライン対戦の場合はステージ選びも重要です。
有名なラグが起きる滝のステージではかなりの確率でラグが発生して、オンライン対戦だとかなりストレスにかんじますね。
しかもキャラのカラーや球が背景の色に似ていると、見えづらくて対戦にならなくなってしまいますね。
滝ステージはストⅤのデフォルトのステージになっているので、初心者の方は設定でステージを変更しましょう。上級者が使用していると意図的にラグを起こしたい人に認定されるのでを付けてください。
CPTで禁止されているステージはラグが発生したりキャラが見えづらいので、オンライン対戦では使用しない方がいいですね。
他にもRing of Destinyなどの背景の情報量が多いのでラグの原因になったり、目が疲れにもなったりしますね。
オンライン対戦のときにラグでコンボミスするとイラッとするので、トレーニングモードのグリッドステージが情報量が少ないのでおすすめです。
たぶん回線速度がいい状態でもサーバーの込み具合でラグが発生して、ストVのシーズン5からはラグがかなり改善された印象があります。
パソコン版でラグが発生するときに再起動をしてみただけで、ラグが無くなることもあるので回線だけが原因というわけでもないです。
回線が速度が遅いと毎回ラグが発生するので、契約してる回線から見直した方がいいですね。
ストVはコスチュームでもラグを感じる
ストVは特定のコスチュームでオンライン対戦をすると、キャラがラグく見えてゲームをやりづらく感じますね。
豪鬼のガルダコスだと絵が飛ぶのでラグを感じて、まじで飛びが見えづらくてめっちゃ対戦がきついです。
他のキャラにも余計な装備がついていたり蛍光系のコスチュームだと、絵が見えずらいのでラグく見えて対戦にならないですね。
プロゲーマーが対戦するCPTでも禁止されているコスは、見た目と当たり判定が違ったりするのでオンライン対戦で使わないようにした方がいいですね。
他にも視認性の悪いコスチュームが多くあるので、キャラ自体がラグく見え対戦にならないので使わないようにしましょう。
格ゲーにおすすめの光回線
自分が使用したことのあるネット回線は「フレッツ光」と「au光」の2種類ですが、通信回線の速度が1Gbpsの契約なら大丈夫だと思います。
アパートを契約するときにインターネットが無料の場合も、建物全体で通信速度を分けていたりするので帰宅した夜は、ネット接続が集中して回線速度が低下してラグが発生します。
インターネットの大元である回線の速度が遅い場合なども、ラグの対策ができないので契約の見直しなども考慮した方がいいですね。
速いインターネット回線を使えば格ゲーのラグも少なくなるので、おすすめの光回線を紹介します。
NURO光
「NURO光」は超大手企業である「ソニーネットワークコミュニケーションズ」が提供している光回線なので安心感も高いです。
下りの最大回線速度が他社より2倍速い2Gbpsなので、有線接続(1000BASE-T1ポート利用)時で最大通信速度は概ね1Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsになっています。
下りで最大2Gbpsの回線速度があるので家族で複数の端末で、YouTubeなど動画サイトを利用してもラグに悩まされることもないですね。
回線速度で発生するカクツキのラグでコンボミスなどのストレスから解放され、快適にプレーできので格ゲーをやるなら一番おすすめの回線ですね。
僕の記憶だとプロゲーマーのネモもNURO光を使っていたはずです。
NURO光の注意点は開設工事に44,000円が発生しますが、月額料金から還付されるので実質の工事費用は無料になります。
月額料金も光回線では5,217円と安い方で、NURO電力と一緒に契約すると月額501円安くすることができます。
キャッシュバックの45,000円の開通から6か月後で、手続きが必要となるので注意が必要となりますね。
「NURO光」のでデメリットは回線を契約できるエリアが狭いところです。
NURO光の契約エリア
北海道
関東:東京・神奈川・埼玉・千葉・茨木・栃木・群馬
東海:愛知・静岡・岐阜・群馬
関西:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良
九州:福岡・佐賀
NURO光はほぼ都心部でしか契約できないですが、回線速度が速いので格ゲーにNURO光がおすすめですね。
auひかり
「auひかり」は超大手携帯電話の通信会社KDDIの光回線なので、通信速度も速く安心してネット対戦できますね。
auひかりの回線速度は下りが1GbpsでPS4初期でも400Mbpsに近くまで出て、ストVはラグも無く快適に対戦できていますね。
1Gbpsで不安という方には5GbpsのauひかりホームVと、10GbpsのXのプランがあるので検討してみるといいです。
ただauひかりの高速回線は対象は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部エリアに、限られているのがデメリットですね。
対象エリアの人は超高速回線なので格ゲーのラグも減って、快適にコンボを決めれることでしょう。
他のインターネット回線を使っているユーザーでも、auひかりなら最大55,000円まで違約金相当を還元してくれるので、光回線に乗り換えも安心ですね。
auひかりも初期工事費用がありますが、月額料金から還付されるので実質の工事費用は無料になります。
auユーザーはもちろん他の携帯を使用していても安心して光回線に乗り換えることができますね。
しかもauスマートバリューを適応すると、Wi-Fiルーターのレンタルにかかる550円の費用が永年無料です。
Wi-Fiがあれば家の中でスマホをギガを気にすることなく、使うことができるので便利ですね。
auひかりのデメリットはNURO光と比べると月額料金がちょっと割高になり、長期契約で考えるとフレッツ光の方がちょっとお得ですね。
ちょっと月額料金が高めになっていますが、Wi-Fiが無料で使用できてお得なのですね。
NURO光の対象エリア外の人は快適なネット生活が送れるので、auひかりがおすすめの光回線ですね。
フレッツ光
「フレッツ光」は超大手通信会社のNTTの光回線なので、通信速度も速くゲームの快適さをウリにしてるので安心してネット対戦できますね。
auと同じく「フレッツ光」の下りの回線速度が1Gbpsで、PS3時代のスト4をしていた感じではラグも無く快適に対戦できていました。
東京都内の方なら超高速10Gbpsの「光クロス」もあるので、料金もそこそこ高いので比較して検討してみるといいですね。
「フレッツ光」に申し込むと最大79,000円の現金キャッシュバックか、任天堂SwitchやPS4・iPadなど人気の商品を1点選ぶことができます。
任天堂Switchはモンハンライズが発売して、人気なので価格が4万円台に高騰しているのでおすすめです。
「フレッツ光」のデメリットは初期費用が発生することで、そこそこ高い値段ですが分割払いで金額を細かく支払うこともできますね。
初期費用が発生するのが嫌なひとは「auひかり」か「NURO光」がおすすめですね。
「フレッツ光」の料金形態は長期契約すると月額料金が安くなるので、トータル料金で考えるとauひかりよりちょっとお得かなという感じです。
フレッツ光も快適にオンラインゲームができ、人気のゲーム機がプレゼントキャンペーンがあるので、おすすめの光回線ですね。
まとめ
今回は「【PS4】ストVの快適なオンライン対戦をするためのラグ対策【格ゲーにおすすめの光回線を紹介】」というタイトルで書きました。
ストVなど格ゲーやFPSをするときにラグが発生すると、ゲームをやること自体がストレスになるので、回線速度を改善できるところ見直してみるといいです。
オンライン対戦のラグは回線速度だけでなく、ソフトのアップデートやサーバーも関係するので、ある程度ラグが発生するのはしょうがないです。
ストⅤのランクマなら対戦してみてラグを感じたら2戦目は拒否すると、次はラグが無くなることも多いので次の対戦を楽しむといいと思います。
ネットの環境をしっかりしておけば、初期型のPS4でもオンライン対戦でのラグ対策は十分できますので、参考にしてみてください。