BADLOGのバドミントン講座です。試合に出る大会によっては、おたがいにシャトルを出し合う大会とかあったりしますね。
バドミントンを始めたばかりの人だったり、やったことないのにバドミントン部の顧問を任されたりすると、シャトルのルールを知らないと思います。
出場する大会要項をみると2種検定球や1種検定球の指定があったりしますね。
そこで今回は、バドミントンのシャトルのルールについて書きました。参考にしてみて下さい。
【バドミントン】覚えておきたいシャトルのルール
バドミントンの水鳥のシャトルは「1種検定球・2種検定球・練習球」の3種類に分けられます。
1種検定球は金色のシールで、2種検定球は銀色のシールが貼られています。
1種検定球は「公益財団法人日本バドミントン協会が、主催または主管する大会およびその大会の予選会で使用が義務つけられているシャトル」。
2種検定球は「公益財団法人日本バドミントン協会加盟団体が、単独で主催する各競技大会で使用が認められるシャトル」。
シャトルを相互に出し合う大会では大会要項に「1種検定球を準備してください」とか「2種検定球を準備してください」と書いてあるので、チェックし忘れないようにしましょう。
シャトルは気温の影響を受けてシャトルの飛び方が変わるので、季節に合わせたシャトルの番号を準備しないといけません。
シャトルの番号がわからない方はこちらに解説しているので、参考にしてみてください。
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ちなみにシャトル筒の画像はお分かりいただけるだろか…
「NEW OFFCIAL」は1種検定球で金色のシールのはずなのに銀色のシールが付いています。筒は4番なのにフタは3番のシールが付いていますね。
さらに入っていたシャトルはエアロセンサ700(^^;)訳の分からないシャトルを使われたら対戦相手はたまったもんじゃありません。
準備したシャトルもちゃんとしたものか、確認しておきましょう。
大会主催者が全部シャトルを準備してくれる大会は、基礎打ち用のシャトルを準備するだけで問題ないですね。
シャトルでやってはいけない行為
第16条 プレーの継続、不品行な振舞い、罰則
第6項 プレーヤーは次の行為をしてはならない。
⑵ シャトルのスピードや飛び方を変えるために、故意にシャ トルに手を加えたり破損したりすること
シャトルの飛び方を変えるような細工をしてはいけませんね。
あと試合をしてるとシャトルが変形したり、ボロボロになって交換したいときがあります。
シャトルの交換も勝手にしてはいけませんね。
シャトルの交換をしたいときは相手選手に促したりしますが、シャトルの交換判断は審判ですね。
相シャトルの交換を促して拒否されたときは、主審にシャトルを見せて交換の判断を仰ぎましょう。
ここら辺はバドマガ2019年の11月号に詳しく書いてるので見たください。
第2条 シャトル
競技規則でシャトルについて書いてある部分もあり、これは特に覚えなくてもいいかと思います。
バドミントンの豆知識をつけたい方は、参考にしてみてください。
第1項
シャトルは天然素材と合成素材の両者を組み合わせるか、 いずれか一方から作ることができる。
ただし、どの素材で作られたものでも、コルクの台を薄い皮で覆ったものに天然の羽 根をつけたシャトルと同様の飛行特性がなくてはならない。
第2項
天然の羽根をつけたシャトル
⑴ シャトルは16枚の羽根を台に取り付けたものとする。
⑵ 羽根の長さは、先端から台の上まで、62㎜から70㎜の範 囲の同じ長さでなければならない。
⑶ 羽根の先端は直径58㎜から68㎜の円形になるようにする。
⑷ 羽根は糸または他の適切な素材でしっかりと縛りつける。
⑸ 台の直径は25㎜から28㎜で、底は丸くする。
⑹ シャトルの重さは、4.74gから5.50gとする。
第3項 天然の羽根でないシャトル
⑴ 天然の羽根の代わりにスカート部分が合成素材でできているものとする。
⑵ 台は本条第2項⑸に述べられたものとする。
⑶ 寸法及び重量は、本条第2項⑵、⑶、⑹のとおりとする。ただし、合成素材は天然の羽根と比べて、比重及び特性の違いがあるので、10パーセントまでの差を認める。
第4項
一般的な形状やスピードやフライトに特に変わりがなければ、高度または気候のために大気の状態が規定のシャトルでは不適切である場合に限り、(公財)日本バドミントン協会(以下 「本会」と言う)の承認のもとに上記の細則を変更してもよい。
シャトルに関するちょっと気になる情報が…
【シャトル変革★速報】世界バド連盟(BWF)は、メーカーの協力を得て開発・試験を行ってきた合成シャトルについて、すべての国際大会での使用を2021年から認める決定を下しました。各メーカーの製品は、BWFの定める認可手続きを経て採用されます
— BadPaL (@BadPaL) January 20, 2020
たぶんMIZUNOから新しく人工羽根のシャトルのような感じだと思います。今後のシャトルの動向にも注目したいところですね。
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まとめ
今回は「【バドミントン】覚えておきたいシャトルのルール【おたがいに出し合う大会もあるので】」というタイトルで書きました。
バドミントンは競技なので、シャトルに関するルールもしっかり守りたいですね。
試合前の数日前には大会要項をしっかり確認して、適切なシャトルを準備しましょう。
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