バドミントンをプレーするときに季節の温度やシャトルの番号や飛び方に違いがでるので、知っておくことも重要です。
練習や試合で思ったよりシャトルが飛ぶこともあるので、知識があると工夫できるところもあります。
ということで今回は、シャトルの番号と飛び方について解説しているので、参考に読んで見てください。
【バドミントン】知っておきたいシャトルの知識【季節や番号で飛び方に違いが出るので解説します】
シャトルの適正番号
バドミントンのシャトルには気温に合わせた、シャトルの飛び具合を表した番号があります。
空気の気温が暖かくなると密度は小さくなり寒くなると密度は大きくなるので、シャトルが受ける空気抵抗が変わります。(1013hPaで30℃のとき1.1643kg/m3、10℃のとき1.2466kg/m3)
シャトルは季節によって暑くなると飛びやすくなり、寒くなると飛ばなくなるということです。
シャトルの番号はケースの蓋にシールが張ってあり、使う適正の温度があります。
※ヨネックスのシャトルの場合
番号 | 適正温度範囲 |
1 | 33℃以上 |
2 | 27℃~33℃ |
3 | 22℃~28℃ |
4 | 17℃~23℃ |
5 | 12℃~18℃ |
6 | 7℃~13℃ |
7 | 7℃以下 |
つまり、「シャトルの番号が大きくなるほどシャトルは飛びやすくなる」ということですね。
シャトルの飛びは気温20℃で1番と6番のシャトルで1m22cmの飛距離に違いあるります。
冬場に2番・3番のシャトルを使うと飛ばないし、夏場に4番・5番のシャトルを使うと飛び過ぎてしまいますね。
季節によって気温に合わせたシャトルの番号を購入しないといけません。
ラリー練習はもちろんですがノックなどの練習するときも、シャトルの番号で飛びの違いなどを考えながら練習したほうがいいですね。
例えば夏にノックするときは春に使用したシャトルも混じっていて、2番・3番・4番あたりを使っていると思います。
夏場だと3番・4番は飛び過ぎてしまうので、ロブやクリアの練習するときは多少アウトするのは仕方ないですね。
逆に冬にノックすると夏・秋に使用したシャトルも混じっていて、3番・4番・5番あたりを使っていると思います。
冬場だと3番はシャトルが飛ばないので、ロブやクリアが狙ったところより飛ばないという感じです。
あと試合ではシャトルを相互に出し合う試合もあるので、相手が持っているシャトルのメーカー・番号なんかもチェックした方がいいです。
割と試合会場に行くと朝と昼で気温がだいぶ変わることも多いので、しっかりシャトルの飛びは注意しないといけませんね。
あと大会によってはシャトルを相互に出し合う大会もあるので、「1種検定球」「2種検定球」など大会要項の確認なども必要ですね。
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シャトルの飛び方
シャトルは打った瞬間は押しつぶされて飛んでいき、その初速はスポーツの中で最も早くギネス記録にも認定された493キロです。
押しつぶされたシャトルはすぐに元の形に戻り、飛空気抵抗を受け回転しながら一気に減速してくのです。
その時にシャトルの回転はコルク側から見て、右回り(時計回り)に回転するようにできています。
例えばクリアーが飛び過ぎるときは右利き場合で考えると「回内動作」で逆回転をかけることで、飛んだシャトルは順方向に回転しようとするので回転が止まる瞬間があり、大きく空気抵抗を受けてブレーキをかかるのでアウトを防ぐ打ち方もあります。
左利きの場合も基本は回内動作でクリアーを打つので、シャトルの飛びが伸びるように回転がかかるので、コンパクトな打ち方を心がけなければいけませんね。
右利きのカットもリバースカットはブレーキがかかるショットになり、順カットだと打球が伸びるショットになります。上級者になると順カットでも痛烈にシャトルを回転をかけることで、ブレーキのかかった打球を打てますね。
バドミントンはシャトルの回転を制御できるようになるのが、上達のコツと言ってもいいでしょう。
シャトルの重量
バドミントンの競技規則でシャトルの重量は4.74g~5.50gと決められ、当然シャトルの重量が重たいほうが遠くに飛びやすいです。
冬場はシャトルが乾燥するとすぐに「パキッ」と折れちゃうので、シャトルの耐久性を保つために湯気通しをします。
あまり湯気通しをやり過ぎるとシャトルが重くなり過ぎるので、ビビるぐらい飛ぶようになるので要注意です。
まとめ
今回は「【バドミントン】知っておきたいシャトルの知識【季節や番号で飛び方に違いが出るので解説します】」というタイトルで書きました。
バドミントンをプレーする上でシャトルは番号や気温で飛び方がかわるので、シャトルの知識はかなり重要になります。
練習のときだけでなく試合のときでも会場の気温が上がったりして、シャトルが飛びが変わることがあるかもしれません。
そういったときにシャトルの知識を使って、普段の練習のときからシャトルの飛びをコントロールできるように、工夫してみるといいですね。
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